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2010年3月21日 (日)

悔しい勝点1 ホームSAGAWA戦観戦記

今回はいつも以上に長文です。読むのを止めたくなったらいつでもどうぞ。

昨年のJFL覇者SAGAWA SHIGAにどんな試合を挑めるか?
前節開幕戦で昨年2位の武蔵野に2点先取しながら、ミスから1点返され残り5分で2点取られて逆転負けを喰らったツエーゲン。2点取った攻撃力はフロックだったのか、終盤足が止まりリードを守りきれなかった守備力は修正されたのか。JFLを戦うにふさわしい戦力を持っているかホームで証明する試合だと思って見ていました。
ということでParkerさんはじっくり試合を見るためと、メインの空気が変わったのか知りたくてメインで観戦。さすがなんちゃってサポ。

記念すべき全国リーグホーム開幕戦というのに天候は最悪。雪こそはなかったものの、低温・強風・雨の三重苦。その影響で観客数はJ準加盟クラブとしてはさびしい680人。観客数については明日以降別の記事に書く予定ですが、試合に一番影響するのは強風です。
雨を含んだ芝は水しぶきを上げボールを止めます。以前市民で重馬場となったピッチで長野パルセイロと試合を行ったことがあります。この試合にはツエーゲンは勝利しましたが、長野サポからはピッチのせいで負けたとの声があったと記憶しています。しかし、その試合の前日にはJFL公式戦が行われ、雨の影響を感じさせない試合を展開していました。芝の状態はその市民の時より今日の津幡が断然良いこともありますが、やはりJFLといういいましょうか、予想していたより試合を左右しなかったと思います。
低温でツエーゲンに心配だったのは久保の体調。武蔵野戦では観客席からでも身体に変調を訴えた交代で今日の試合も90分出られるか、いや出場できるかと思っていたのですが、武蔵野戦以上にボールを追い、体調は武蔵野戦より明らかに上がっていました。

風はホーム側からアウェー側、バック側からメイン側に吹く巻いた状態の強風でした。前半はホーム側からアウェー側に攻撃するツエーゲンが風上を取ります。その風上を利用して、ルーベ、ユン、ネモ、雄大らのサイド攻撃とどこにでも顔を出すミッチー、中盤からゲームを作るアヤヤとツエーゲンが攻勢。久保はマークが厳しくシュート0だったが変態的トラップでボールを繋ぐ、田中はボールをキープするもののプレーの選択とパスの精度が今ひとつ。攻勢を続けるものSAGAWAの守備が堅くてなかなかシュートまで持っていけない。SAGAWAは9番が怖い。9番を中心に少ない手数でツエーゲンゴールに迫るSAGAWA。後半40分、角度のないところのペナルティエリアのすぐそばでミッチーのショルダータックルがファールを取られ、SAGAWAにフリーキックを与える。そのフリーキックを直接決められる。バーを越えると思われましたが、逆風の影響もあったのかボールが落ちたようにも見えました。あれは決めた方を褒めるべきでしょう。

後半から攻勢をかけるツエーゲン。5分にはフリーキックのチャンスを得て、キッカはーネモ。ゴール前の選手に合わそうとするも失敗、と思われましたがPKを得ます。ニュースを見るとMJが手で押さえられていました。そのPKを久保が決め同点に。久保にとってリーグ戦一昨年7月以来の得点とのことです(ローカルニュースから)。
しかし、3分後右サイドを完全に崩されまたもやリードを許します。このシーンはボールウォッチャーになった選手が多く悔やまれるところ。その後も何回かボールに詰めないシーンがあり、ひやひやさせられました。
後半25分には雄大が右サイドからドリブルで切り込み、ディフェンダー2人をかわしてペナルティエリア外からの豪快なミドルを決める。気持ちの良いゴールでした。このゴールはおそらくSAGAWAが前線の久保と田中を気にしてボールウォッチャーになったのではなかったかと思えます。

このあたりからSAGAWAも点を取りに前に出てきて、久保・田中がフリーになり始めます。
一方ツエーゲンは前節で終盤疲れ見えたアヤヤをコミーと交代させます。コミーはそのままボランチに。うん、Parkerは前節の観戦記で選手交代について「もしできたとすれば、MJをひとつ上げ、込山を最終ラインに入れることくらいだったしょうか」と書きましたが、そのままコミーをボランチに入れましたね。ボランチというよりセンターバックの前にもう1人でディフェンダーを置くイメージかもしれません。でもコミーは俊足ですし、ロングスローもあるので途中で最終ラインに入れるよりひとつ前のほうが良いのでしょう。コミー登場でサポゾーンから「コミー」という
黄色い茶色い声が一際大きく聞こえましたw
コミーのロングスローはセンターまでは届かないのですが、久保はそれを知ってか知らないのか、届かないところに構えているのが惜しかったです。後半30分過ぎから久保のボールタッチが増えてきますが、なかなかシュートまでは持ち込めません。シュートは2・3本だったでしょうか?一方田中も万全とは言えません。後半ロスタイム2分で、久保・田中がそれぞれ一度は単独ドリブルでゴール前までボールを運ぶチャンスがあったものの決め切れませんでした。特に田中のプレーはもったいなかったと思います。
後半風下のツエーゲンでしたが、展開としては前半と同じように押し気味でした。ただ、失点シーンのようなボールウォッチャーとなり決定的なピンチは少なくとも2回はあったので(うち一度は失点シーンと全く同じ崩され方)、SAGAWAとしても悔しい引分けではなかったでしょうか。

冒頭で「JFLを戦うにふさわしい戦力を持っているかホームで証明する試合だと思って見ていました」とかきました。Parkerの結論は、前節に続いて2点取ったこと、流れの中でシュートまで持っていく形ができたことで、攻撃力についてはJFLでもやっていけるのではないかと思えました。ただし、久保と田中にはやや不満。こんなもんじゃないんでしょ。
守備は前節の苦い経験を生かしてコミーの途中交代が効くことが収穫だったでしょう。守備だけでなくロングスローがあり、流れの中での高さを生かせるので攻撃のオプションにもなりそうです。
一方で守備陣全体で何回かボールへのプレスが甘くなり、ウォッチャーになる場面が何回かあったことが不安です。
FWの二人への注文はつけましたが、他の選手全てが良かったですね。特に雄大は(決して得点を決めたからではなくて)昨年からを通じてベストのプレーだったと思います。ユンはスピードはもちろんですが、ボールへの執着心が良いですね。ただ後半プレーがやや雑になったのが気がかりでした。

全体的に言って面白い試合・お金を払って見る価値のある試合でした。昨年大量点で勝った試合がいくつもありましたが、それらよりも断然面白い。点が入るから面白い試合ということじゃないということです。こんな面白い試合、県民・市民が一体となってワクワクできて、応援できる試合をもっと多くの人に見てもらいたいと思いますた。

最後まで長文をお読みいただいた方は乙でした。当方サッカード素人、かつ、いい加減なレポートであることをご承知ください。

現在、ツエーゲン金沢のJリーグ準加盟申請に向け、『石川県にJリーグクラブを創る会』を設立し、サポーターが主体となり署名活動を行っております。
署名活動活動にご賛同いただける方、興味をもたれた方は『石川県にJリーグクラブを創る会』へのクリックとご協力をお願いいたします。

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コメント

お疲れ様でした。今日は車から出るのにかなり勇気を要する天候でしたが(苦笑)、試合が始まってしまえば、凍えるような寒さも、強い雨風も全く気にならない熱い試合でしたね。私もヒヤヒヤしながら久保選手を見ていましたが、全然元気そうで安心しました。佐川に押し負けておらず、リードされていても負ける気がしなかったので、去年から数段チーム力は上がったんでしょうね。去年のチームをベースに弱い部分を補強したのに留めた山雅が大苦戦しているのをみると、
ツエーゲンが選手を大幅に入れ替えたのは、残った選手の活き方を含めて間違ってはいなかったのかもしれませんね。

投稿: イシマル | 2010年3月21日 (日) 23時55分

イシマルさん
私は試合が始まってからも寒さと強い雨嵐が気にしまくりでしたw
>>残った選手の活き方を含めて間違ってはいなかったのかもしれませんね。
この部分に反応します。本記事でも書きましたが、雄大が昨季から通してベストのプレーだったと思います。ネモも昨季より生き生きしている感じがいます。新加入の選手が上手いため、本来のポテンシャルが発揮されているのではないかというのが現在の仮説です。

投稿: P | 2010年3月22日 (月) 08時28分

トシヤが気になって覗かせて頂きました。
まだ本調子じゃないみたいで心配です。

ボレーや裏に抜けるタイミング 鋭い切り返しが得意です

プレー選択に迷いがあるのか 本来の調子を取り戻してツエーゲン金沢さんの躍進の力になれるよう活躍して欲しいです。
温かく見守ってやって下さい 田中俊也を宜しくお願いします。
他サポが長々失礼しました

投稿: 愛媛FCサポ | 2010年3月22日 (月) 16時52分

愛媛FCサポ さん
コメントありがとうございます。

田中選手の鋭い切り返しはすでに何度も見ました。
私の評価がやや辛いのは期待の裏返しです。そして私はサッカー経験が全くないド素人でして、逆にサッカー経験のある金沢サポには逆に田中選手の良い動きを周りが見えていないとの評価もあります。
田中選手の力がないとJFL上位進出はないと思っています。
愛媛からも田中選手とツエーゲンのことを気にかけてください。よろしくお願いいたします。

投稿: P | 2010年3月22日 (月) 20時42分

度々失礼いたします。
厳しい目で見て下さい
スランプから脱したら
必ず活躍できる選手です
愛媛FCでは愛されたエースでした
ホーム最終戦ではまだ出場していない後半開始からゲーム終了までトシヤのチャントでした
みんなから愛され私だけでなく愛媛サポは今も気にかけてますよ

ヒカル(広庭)もお世話になってて ツエーゲン金沢さんは応援していました。
田中俊也とツエーゲン金沢さんが活躍できることを愛媛から応援させていただきます。

投稿: 愛媛FCサポ | 2010年3月22日 (月) 23時52分

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